「テレビのCMでも楽天モバイルのCMやっているけど、安いのかな?」
「本当に無制限で利用できるの?1年間無料なの?」
そう思ってこのサイトを開いた方も多いのではないでしょうか?格安SIMと呼ばれている楽天モバイルですが、利用したことない人にとっては安すぎるのも不安ですよね。
私は2018年から楽天モバイルを利用しており、2年以上は使い続けています。
そこで、2021年4月からスマホ各社が新料金プランに切り替わりどこにしようか悩んでいる方向けに楽天モバイルについて
・使用した感想はどうか?
・料金プランについて
・メリット、デメリットについて
を解説していきたいと思います。
楽天モバイルを利用した感想
まず最初に楽天モバイルを利用した感想ですが
・料金プランは安い
・データ通信等に問題はないが、一部繋がりにくい場所や地域もある
・通話料金に関する使いにくさはある
というのが主な使用感です。
それぞれ解説するために、料金プランについて説明し、メリットとデメリットについて確認しましょう。
楽天モバイルの料金プランについて
楽天モバイルのプランであるRakuten UN-LIMIT Ⅵの料金プランはこちらです。
1GB以内 | 3GB以内 | 20GB以内 | 無制限 | |
月額料金 | 0円 | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
※2.別途本体料金、通話料金、オプション代あり
楽天モバイルの料金プランの特徴は2つあり、
・月々のデータ使用量によって月額料金が変動する
・無制限で2,980円(税別)で利用できる
というのがポイントです。
また、各社の料金プランとも比較してみましょう。
料金プラン名 | データ通信量 | 月額料金 | |
楽天モバイル | Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | 無制限 | 3,278円 |
ドコモ | ギガホ プレミア | 60GB | 7,205円 |
ドコモ | ahamo | 20GB | 3,278円 |
au | 使い放題MAX 4G | 使い放題 | 7,238円 |
au | povo | 20GB | 2,728円 |
SoftBank | メリハリ無制限 | 使い放題 | 7,238円 |
Y!mobile | シンプルL | 25GB | 4,158円 |
UQ mobile | くりこしプランL | 25GB | 3,828円 |
mineo | デュアルタイプ 20GB | 20GB | 2,178円 |
楽天モバイルは各社プランと比較しても、無制限で使えるプランの中では最安値となっています。
楽天モバイルのメリット
では、楽天モバイルのメリットについて解説していきます。
料金プランが良い
楽天モバイルは料金プランが抑えられる&無制限で利用できるという両方のメリットがあります。
データ通信料をたくさん使いたいという人には無制限で2,980円で利用できます。20GB以下でも十分という方であれば1,980円しかかからないのでさらに料金を抑えることができるというのも良い点ですね。
楽天モバイルでは自分でデータ通信量を低速に設定することができ、低速にしている間はギガを消費しません。
つまり常に低速モードにしておけば1GB以内の使用量となり、0円で利用することも可能になるのです。
1GB以内 | 3GB以内 | 20GB以内 | 無制限 | |
月額料金 | 0円 | 980円 | 1,980円 | 2,980円 |
※2.別途本体料金、通話料金、オプション代あり
私は普段から低速モードで利用していますが、動画を視聴する以外の動作は問題ないです。通信自体は早くはありませんが、家ではWi-Fiを使用しているので低速モードでも不満はないといった状況です。
楽天ポイントが貯まる&使える
楽天モバイルは楽天が提供しているサービスなので、楽天ポイントが貯まる&使えるというのがメリットです。
まず、楽天モバイルの利用料金の1%がポイント還元されます。Rakuten UN-LIMIT Ⅵでは毎月30ポイント以上は貯まっていくイメージですね。
さらに、楽天モバイルを契約していると、SPUが+1%になります。
SPUとは、楽天市場のスーパーポイントアッププログラムの略で、楽天モバイルを利用しているだけで楽天市場のポイント還元率が1%アップするというとてもお得なシステムです。
SPUについてはこちらの記事でくわしく解説しています。
ポイントを貯めるという観点で見れば、このSPU +1%というのが非常に大きなメリットです。普段の買い物を楽天市場で済ませている人であればものすごくポイントが貯まります。楽天ポイントを稼ぐ方法は楽天市場の利用することが最重要事項なので楽天ポイントを貯めたいのであれば契約しておいて損はないです。
さらに、楽天モバイルではポイント支払いにも対応しています。期間限定ポイントも使えるというのが大きな特徴です。
実は楽天ポイントの期間限定ポイントは使い道が限られています。(例えば楽天カードの支払いには期間限定ポイントが使えません。)そのため期間限定ポイントを利用できず失効してしまうケースも多いのですが楽天モバイルのポイント払いを利用しておけばそのような事態にならないので安心です。
スマホ本体がお得
楽天モバイルではスマホ本体もお得に購入することができます。というのも、スマホ本体を購入した際に期間限定ポイントが5,000〜25,000ポイント貯まります。端末によっては実質タダで買えてしまうものもあるのでとてもお得ですね。
購入できるスマートフォンの機種についてはこちらで確認できます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/
購入できない端末もあります。その場合は別の場所で購入する必要がありますが端末によっては楽天モバイル非対応の機種もありますので注意しましょう。
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルでは、デメリットに感じるものもあります。1つずつ解説していきます。
通話料金が高い
楽天モバイルを利用していて気になった点は「通話料金」です。
楽天モバイルの料金プランRakuten UN-LIMIT Ⅵでは専用のアプリであるRakuten Linkを使用することで通話料金が無料になります。
実質かけ放題である楽天モバイルで通話料金なんてかからないんじゃないの?と思うかもしれませんが実は通話料金がかかる場合があります。
楽天モバイルでは、Rakuten Link以外の方法で通話すると通話料金がかかってしまうのです。
確かにRakuten Link経由で電話することで無料にはなるのですが、Rakuten Linkも万能ではありません。
まず、着信時に対応していません。相手から電話がかかってきた場合は通常の電話アプリが起動されるので着信を取った場合には通常の料金がかかります。これを対処するためには相手からの着信を一旦取らずに折り返しでRakuten Linkアプリを使って掛け直すという方法しかありません。手間がかかるのと、急ぎの電話に対応できないなどのデメリットがあります。
さらに、折り返しの電話をするときにも注意が必要です。
不在着信があった際には通常の電話アプリに記録されています。そのまま掛けてしまうと電話アプリでの通話となってしまいますので番号を覚えてRakuten Linkから掛け直す必要があります。こちらも手間がかかってしまいますね。
ついつい面倒臭くなってしまって電話アプリでかけてしまい通話料金がかかってしまうといったケースが多々ありました。
ちなみに通話料金は30秒20円となっていますので注意しましょう。
楽天回線が不安?
楽天モバイルは料金プラン等はお得ですが自社回線の通信環境に若干の不安があるようです。
私が使っていて特に不安は感じませんでしたが、楽天回線だと繋がりにくかったり圏外になってしまう場合もあるみたいです。
特に、屋内や地下などでは楽天回線が弱いとの声があります。これは楽天の基地局が少ないことによるものでしょう。今後は基地局を増やしていく予定とのことなので改善されそうですが・・・。
また、そもそも楽天回線に対応していないエリアもあります。非対応のエリアでは、パートナー回線といって他社の回線を使って通信することになります。パートナー回線はauの基地局を使用しているので安定性はバツグンのようですが、データ使用量が5GBまでしか使えないという制限があるので注意しましょう。無制限というのはあくまで自社回線を使った場合のみということになります。
楽天回線に対応しているエリアかどうかは、下記の公式サイトから確認できます。
https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/cover/?l-id=area_cover
iPhoneが買えない&非対応機種もある
楽天モバイルを契約する際の注意点として、iPhpneユーザーの場合は店頭で買えない&非対応機種もあるということに気をつけておきましょう。
iPhoneを買う場合はapple storeから買うなど別で用意する必要があります。
また、楽天モバイルの新プランであるRakuten UN-LIMIT Ⅵでは、一部のIPhoneに対応していないです。
対応している機種は以下の通りです。
・iPhoneSE(第2世代)
・iPhone 11 Pro MAX
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11
・iPhone XS Max
・iPhone XS
・iPhone XR
基本的には古い機種のものが対応していないです。新しく買う場合はあまり問題ありませんが現在使っているiPhoneをそのまま使うというのは難しいようです。
楽天モバイルはオススメか?
最後に、楽天モバイルにするべきかどうかについてです。
楽天モバイルは万能というわけではありません。本記事で解説したとおり、メリットもデメリットもあります。
大きなメリットとしてはポイントが貯まる点と料金プランというお得要素が強いことが挙げられます。
一方、デメリットとしては回線の不安定さや通話の使いにくさなど使用感の部分が大きいです。
結論としては、
お得に使いたい>快適に使いたい
という人にはオススメです。
一方で、
快適に使いたい>お得に使いたい
という方が楽天モバイルを利用すると不満に思う点は多くなってしまうでしょう。その場合は回線が安定している他社の方がオススメです。
自分に合ったプランを検討してみましょう!
コメント