経営者は常に孤独です。
何か問題に直面した時には自分で解決しなければいけません。
しかし、経営上の課題は山ほどあり、常にその課題と向き合っていると言っても過言ではないでしょう。
経営者の皆さんはこのような問題にどのように解決していますか?
昔であれば専門家を訪ねて相談というようなケースが多かったでしょうが、現代ではインターネットを通じて様々な問題を解決できるようになっています。
特に、経営に関する相談プラットフォームはサービスとして確立されているんです。
今回はそんなサービスである「KnowHows」について解説していきます。
オンラインで事業相談できるサービス「KnowHows」
「KnowHows」とはあらゆる組織の事業戦略室の役割を担うことのできる、オンラインプラットフォームです。
無料版、有料版とありますが、無料でも様々なサービスを利用できます。
①事業やM &Aの基礎知識が記事になっている
毎週更新される事業の基礎知識やM &Aについての基礎知識を記事を読むことで学ぶことができます。
経営者の方は日々の業務で忙しいため、簡単な記事でわかりやすく書かれており、サクッと読むことができます。
タグもあるので自分が知りたい分野についての検索も簡単です。
②事業相談が無料でできる
Q &A形式で事業に関する相談を専門家が無料で回答してくれます。
専門家の数も豊富で、事業責任者、コンサルタント、M &Aアドバイザー、弁護士、会計士など様々な分野の経営相談に応じることができます。
このコラムも検索ができるので、過去の相談事例などを参考にすることができます。
③ノウハウを販売、購入できる
経営者や専門家とのノウハウの販売、購入も可能です。
欲しい情報をすぐに手に入れることができ、出品者とつながりを持てる点などは有益です。
経営者同士のコミュニケーションもできるので良いシステムですね。
④よくある契約書のテンプレートを無料で利用できる
相談事がなくても、これだけで十分すぎるサービスだと思います。
契約書やその他重要な書類関係の雛形を注意点付きで提供してくれるので、社内の効率化が図れます。
契約書のテンプレートなどは、ネットで調べたら簡単に出てきますが、あらゆるテンプレートが1つのサイトにまとまっているというだけでもかなり便利なシステムです。
⑤株価算定、資本政策ツールを利用できる
株価の算定はDCF、類似会社比較法、純資産法などを利用しなければいけませんが、この3つをツール一つで算定することができます。
また資本政策も、専門家に依頼することなく、シミュレーションすることができます。
こちらも社内の効率化を測ることのできるシステムとなっています。
KnowHowsの機能について、無料と有料どちらが良いの?
KnowHowsでは無料会員登録と有料会員登録の2種類があります。
有料会員は月1,500円と月5,000円の2タイプがあります。
正直、無料会員でもある程度の機能が使えます。
有料になると、履歴を保存できたり、ノウハウの出品ができたりしますが、あまり頻繁に使う機能でもなく、無料の範囲で十分と言えるでしょう。
KnowHowsのデメリットはある?
オンライン事業相談サービスとして有能なKowHowsですが、使いにくい点などのデメリットはあるのでしょうか?
これに関しては1点だけ、あります。
まだ新しいサービスであるため、コンテンツが不十分である点が多いということです。
2020年に出たばかりのこのサービスは、利用者も多くはないですし、まだまだ発展途上の部分が多く、サイトの整備が少し甘いと言った状況です。
今後コンテンツはどんどん拡充されていくとは思いますが、まだ有料会員になってまで利用する価値は薄いかな?というのが印象です。
実際このデメリットに関しては、今後改善されていくとは思います。
ユーザーが増えれば増えるほど、コンテンツが拡張されていくと言ったシステムですので、今後のサービスに期待ですね。
終わりに:情報は得られるだけ得た方が良い
今回のKnowHowsに関しては、将来性は十分にあります。
登録しておくだけでも、日々新しい情報を知ることができるとても良いサービスであるという風に感じました。
また、経営者と専門家をつなぐSNS的な役割も果たしています。様々なSNSコンテンツがある中で、この分野はニッチですが事業者にとってはありがたいサービスであると言えるでしょう。
経営者の方であれば、登録しておいて絶対損はないです。情報というのはスピードが大事ですのでぜひ登録してみてはいかかでしょうか。
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