マイカーローンとカーリース、どっちが審査に通りやすいの?答えは断然◯◯です。

カーリースというものがメジャーになってきましたね。

月々定額料金で、車に乗ることができる便利なサービスですので、使ったことのある人もいるのではないでしょうか。

しかし、カーリースを利用したことのない人にとっては色々と不安なことが多いのではないでしょうか?

・カーリースって誰でも利用できるの?

・審査は通りやすいの?

こういった疑問も多いと思います。

今回はカーリースとマイカーローン、どちらが審査に通りやすいのかを解説したいと思います。

目次

マイカーローンとカーリース、どっちが審査に通りやすいの?

一番気になる点は、どちらが審査に通りやすいのか?といった事でしょう。


これに対して結論をお話しすると、断然カーリースの方が審査は緩いと言えるでしょう。

全てのカーリースが通りやすいというわけではないのですが、中には審査基準を緩めに設けている会社もあるのでそういった会社とリース契約をするのが良いでしょう。

では、何故カーリースの方が緩いのか、解説する前にリースとローンの根本的な違いについて見ていきたいと思います。

マイカーローンとカーリースの違いとは?

マイカーローンとカーリース、大きな違いというのは

車の所有者は誰なのか?

という点にあります。


マイカーローンは車を購入していますので当然自分の物になります。

リースの場合は車を借りている、という扱いになるので契約中は自分の物にはなりません。


そのほかにもリースならではの特徴があるので詳しく解説します。

カーリースの特徴

車のリースの際には、月々定額で車を利用することができます。

長期間のレンタルだと捉えていいでしょう。


最大の特徴は、諸費用、車検、保険代などをリースの費用に含めることができることです。

オプションをつけることで、このような諸費用を月々のリース料金に含めることができるので、後で車検費用などを負担することはありません。

車を購入した後も、保険料や車検代など維持費が高いのがネックとなるので、リースを利用する最大のメリットはここにあると言えますね。


さらに、本体価格を全部払わなくていいというのも特徴です。

カーリースでは、「残価設定」というものを利用します。

「残価」というのは、車を数年後に下取りした時の価格のことです。

カーリースでは、この残価を除いた代金を契約月数で割って、リース料が計算されます。

つまり、契約期間が7年だったら、車両本体価格から7年後に下取りに出した金額を引いた代金を84回に分けて支払うという仕組みになります。

購入の場合は全額支払わなければいけないので、同じ期間でローンを組んだとしても月々の返済はより大きくなってしまいます。


また、購入とは違い頭金を支払わなくていいので、初期費用もかからないのが利用しやすいです。

なぜカーリースの方が通りやすいのか?

では、何故カーリースの方が通りやすいのか、解説していきます。

その理由は大きく2つあります。

  • 信販会社を利用しておらず、独自の審査基準を設けているリース会社も多いから
  • 実質的に車を担保にとっているから

では、具体的に見ていきましょう。

①独自の審査基準がある

ローンを組む時には、必ず審査をしますが、この審査は「信販会社」が行なっています。

「信販会社」とは、クレジット会社とも呼ばれていますが、申込人の個人信用情報を見たりして、返済に問題が無いかを判断している会社です。

個人信用情報に問題があると、返済が出来なくなるのではないか?と考えるので、審査に通らなくなってしまいます。

銀行などでは、大手の信販会社を利用していることが多いので、審査も厳しくなってしまいます。

カーリースにも審査がありますが、信販会社に委託しているケースと自社で審査を行なっているケースがあります。

信販会社を利用していなければ、審査が緩い可能性があります。

過去にローンに落とされた人は、独自の審査基準を設けているリース会社を利用してみると通りやすいかもしれません。

②車の所有権はリース会社にあるから

カーリースの場合、車の所有権は「リース会社」です。

つまり、万が一リース料が払えないということになったら、車を返してもらえば解決します

ローンの場合は、基本的に無担保ですし、所有権は本人です。

借りたお金が返せないからといって車を引き取ることはできません。

つまり、ローンの場合は万が一返してもらえなかったら貸した側に大きな損失が発生してしまうので、返済に問題なさそうな人にしか貸せないのです。

  • 車を借りるか
  • お金を借りるか

という違いがあるわけです。

つまり、カーリースでは、ローンほど慎重に審査しなくてもいいというわけですね。

しかし、基本的な基準はクリアする必要あり!

いくら車の所有権がリース会社側にあるからといって誰にでも貸していいというわけではありません。

貸した分のお金は当然払ってもらいたいわけです。

車を返してもらうというのは最悪の手段なので、できればまともにお金を払ってもらった方が貸す側にもお得になります。

ということで、基本的な基準はクリアする必要はあります。

具体的には

  • 収入
  • 借入の状況
  • 借入に延滞などはないか

などです。あくまで一例ですので、この他にも基準はありますし、収入がいくらあればいいという具体的な基準は判断が難しいです。

大事なポイントは月々の支払いができるのか?これだけです。

  • 月々の支払いができる収入はあるか
  • 全部の借入の返済を合わせても払えるのか
  • 返済が滞っていて、リースの支払いができない状況ではないか

この基準を満たしていればおおよそ問題はないでしょう。

通りやすさには裏があるという点も注意!

最後に、審査が通りやすいということは、貸す側にとってはリスクを抱えることになります。

そのリスクに見合うリターンがあるということも忘れてはいけないでしょう。

具体的には金利面に注意が必要です。

カーリースで怖いのは、金利の具体的な明示がされていないという子です。

100万円の車は100万円では貸しません。

貸す側にメリットを出すため、金利を上乗せして儲けられるようにしているのですが、いくら金利がかかっているかというのが明示されていないです。

審査が通りやすいということは、金利が高い可能性が高いです。これはローンでも同じことが言えます。

月々○○円!という風に書いてはいますが、それってホントにお得なの?という疑問は持った方が良いでしょう。


また、「月1万円で新車に乗れる!」というような謳い文句も目にしますが、月1万円では絶対に乗れません。

そのような割安なプランにはボーナス払いが高額に設定されている可能性が高いです。

実は小さくボーナス払いについて触れられていることがありますので気をつけてみるようにしてみましょう。

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以上より、カーリースの方が、審査が通りやすい傾向にあることもわかりました。

しかし、金利が明確にされていない点などを考えると、絶対におすすめできるものでもないかな、という印象です。

しかしながら、ローンに通らなかった人であったり、後々の車検や保険費用の支払いが面倒だ、という人であれば断然カーリースの方が使い勝手は良いと思いますので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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