カードローンの審査になかなか通らなくて困っていませんか?
カードローンには審査がありますが、見るべきポイントというのはある程度決まっており、そこをおさえてしまえば通過することも難しくはありません。
カードローンの審査を通過したいあなたのために、この記事では以下の点について解説します。
この記事で解説するポイント
・そもそも審査に絶対通る方法はあるのか?
・審査に通りやすくするためのテクニック
・万が一通らなかった時に試したい方法について
審査に絶対通るカードローンはあるのか?
結論から話すと、絶対に審査が通るカードローンなんてものは存在しません。
もしそういった謳い文句のローンがあった場合は、100%違法なものですので利用しないようにしましょう。
お金を借りる時には、借りた人にお金を返済できる能力があるか?という点をチェックします。
返済できるだけのお金を調達できるか?(収入面)
お金の管理はずさんでないか?(過去の返済実績など)
借入が多すぎて返済が滞る危険はないか?
このようにいくつかの審査ポイントがあり、総合的に見て審査が決まります。
カードローンの会社だってお金を返してもらえなければその分損失になるので審査はしっかりと行うはずです。
審査に落ちる基準は?
では、審査に落ちやすい基準はあるのでしょうか?
これは、審査を行う会社によってポイントが多少異なります。
しかし、共通して落ちやすいのは、「ブラックかどうか?」です。
ブラックとは?
そもそもブラックというのは、個人信用情報機関に事故情報が登録された状態のことを言います。
クレジットカードや消費者金融、銀行などのローン、分割払いなどの支払実績は全て個人信用情報機関に記録されています。
審査を行う会社は申込人の情報を個人信用情報機関に問い合わせて過去の返済実績を見ているのです。
過去に返済が滞ったりしている場合にブラックリスト入りしてしまうのです。
また、債務整理や自己破産などを過去に行っていると個人信用情報に登録されてしまいます。
この場合もブラックになります。
こういった情報は機関の種類にもよりますが、5年から10年経過しないと消えないので注意が必要です。
通りやすいカードローンはあるの?
ブラックである場合、どのカードローンも難しいというのが現実です。
しかしブラックでない場合でもローン会社の判断によって、審査が通らないケースも存在します。
判断基準というのは、ローン会社によってバラバラですので、通りやすい会社があれば非常に審査が厳しい会社もあります。
では、通りやすいカードローンはどのようなものなのでしょうか?
一概には言えませんが、比較的通りやすいローン会社の特徴はいかが挙げられます。
通りやすいローン会社の特徴
・消費者金融などのカードローン
・金利が安すぎないカードローン
消費者金融
消費者金融のカードローンは審査基準が緩めです。
アコム、プロミスなどが有名な消費者金融の会社ですね。
こういった大手の会社は、スピード回答を特徴としています。
機械による自動判定で審査してくれるため、審査基準が比較的簡単になっています。
しかし、スピードが早いということは、人の目を通さないで自動判定するということであり、融通が利かないというデメリットもあります。
それぞれの会社ごとに絶対ダメな基準があり、そこをクリアしていなければ絶対に通らないということです。
消費者金融もたくさんありますので、1社ダメでも他の会社で審査してみるのが良いでしょう。
金利が低くない会社
ローンの金利が低いということは、審査が厳しいということです。
お金を貸した時に、金利によってリスク回避しているので、返してもらえなさそうな人には、なるべく高い金利で貸すというのは当たり前のことです。
そのため、審査に通らなくて困っている人が、金利の低いローンを借りようとしても審査には通りません。
銀行などのカードローンは金利が低く設定されていますので、審査基準は厳しいです。
消費者金融などは金利は高いですが、審査は通りやすいと言えるでしょう。
カードローンの審査に通るために覚えておきたいポイント
では、ここからは、カードローンの審査を通過するために覚えておきたいポイントを説明します。
基本的にカードローンは、数あるローンの中でも審査基準がゆるい部類です。
つまりカードローンの審査に落ちると、他の借入も難しくなってしまうということです。
ですので、カードローンに落ちる人は、信用上なかなか厳しい、、、という話になってしまうのですが、工夫次第では、通りやすくすることも可能です。
では、通りやすくするためのポイントをいくつか紹介します。
とは言え延滞が多かったり多重債務の状態だと、審査には通りません。
基本的には、借金が多すぎる、返済が滞っているという点に対してはローン会社も敏感です。
借金はなるべく1本化しておく
まず、絶対に覚えておきたいポイントなのですが、色んな所から借金している人は、1本化してしまった方が断然通りやすいです。
50万の借金が3本あるなら、150万円の借金が1本だけあったほうがまだ印象が良いです。
前者のようにいろんな先からお金を借りていると、「この人はお金に困ったらすぐいろんなところから借金をする人だ」という印象がついてしまいます。
何本も借入がある人は、お金が必要になればなるだけいくらでも借金をする、お金がなくなってもまた借金すればいいやと考えてお金を貯めようとしないというイメージがつくので、お金を貸しにくいです。
ローンの商品には、借金を1本化してくれるおまとめローンというものがあるのでそちらを利用して借入をまとめるようにしましょう。
ローンの一本化を考えている方は、中央リテールという会社のおまとめローンがおすすめです。
利息が少なくなるケースや月々の支払いを抑えられることもあるので利用しない手はないです。
ローン以外の分割払いも気をつける
ローンの審査では、個人信用情報機関を利用して返済の状況を確かめています。
この個人信用情報機関では、ローンの返済だけでなく、割賦払いというものも記録に残っています。
割賦払いというのは、分割払いのことです。
割賦払いというのは、借金という風にも見れます。一時的に他の人に払ってもらってそれを分割して返済するという風にも見て取れるので借金と同等の扱いになります。
割賦払いというのは世の中にたくさんあります。
割賦払いの例
・クレジットカードの分割払い
・携帯の機種代金の分割払い
・エステ、脱毛などのコース料金
このような割賦払いの引き落とし日に口座の残高が足りなくて落ちなかったという状態になると、延滞扱いになります。
この延滞が、個人信用情報機関に記録され、ローンの審査に影響してしまいます。
すでにやってしまったものについては、どうしようもありませんが、今後延滞しないように気をつけましょう。
延滞も常習化している人と数回だけ延滞してしまった人では印象が大きく変わります。
職業、収入面、居住年数を意識する
大きく審査に影響するわけではありませんが、職業、収入、居住形態、居住年数などは、審査のポイントになります。
職業、収入で重要視されるのは、安定性です。
一番ベストなのは、公務員、大企業の正社員など、潰れる心配、リストラの心配がない職業です。
一般の正社員でもある程度プラスにはなるでしょう。
アルバイトやフリーターであっても申込は可能ですが安定性からは程遠いためプラスの評価にはならないです。
自営業やフリーランスも、収入面で安定していないことが多く、あまりプラスにはなりにくいです。
正社員の評価が高いということだけ覚えておきましょう。また、勤続年数も評価のポイントなので長く勤めている人は評価が高いです。
居住形態や居住年数も重要です。持ち家で住宅ローンがないことがベストです。
持ち家で住宅ローンがあっても返済をしっかり行っていれば、カードローンの審査には通りやすいです。
賃貸でもあまり問題にはなりませんが、理由もなく何回も引越しをしていたりすると居住年数が短くなってしまうので審査に影響してしまう可能性はあります。
どうしても審査に通らない時にはどうすればいい?
審査のポイントや通るためのテクニックをいくつか紹介しましたが、それでも審査に通らないこともあります。
どのローン会社でも審査が厳しいとなった時にどうすれば良いのかというと二つ方法があります。
・給料ファクタリングで借りる
・債務整理、自己破産をする
この二つは最終手段ですが、現状より良くなる可能性があります。
給料ファクタリング
給料ファクタリングというのは、給料を前借りできるサービスです。
給料日に、借りた金額を自動で返済することになるので、返済が滞ることはありません。
このサービスは、収入や職業形態に影響されますが、自身の個人信用情報がブラックであっても通る可能性があるのがポイントです。
債務整理、自己破産
借金がたくさんある、という方向けに、債務整理や自己破産という方法もあります。
債務整理や自己破産を行うと、借金を清算することができます。
デメリットとしては、信用情報に記録され、10年間残り続けるので、今後の借入が難しくなりますが、今ある借金を整理してもらえるのは大きいでしょう。
弁護士を通じて債務整理や自己破産を行うことになります。
債務整理や自己破産については、以下のページで問い合わせが可能です。
借金で悩む前に問い合わせした方が絶対に後悔しない方法だと思います。
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